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第42回カリフォルニア国際古書ブックフェア(California International Antiquarian Book Fair)が今年はサンフランシスコで開催されました。アメリカ、ヨーロッパなどから古書を扱うお店やディーラーが集まり、本好き、とくにレアな昔の本を集めている人にはたまらないイベントです。現『暮らしの手帖』編集長、松浦弥太郎さんはサンフランシスコ通でも有名。以前、彼のエッセイを読んでサンフランシスコは本の街なんだなぁ、と漠然と思っていたのですが、まさにその通り。街には粋な古本屋が散在し、興味深いブックフェアや本がらみのイベントが頻繁に開催されています。私が好きな本は、小さくてかわいい大人のためのビジュアルコンセプトブック。今回、会場で見つけたお気に入りをいくつか紹介します。これはEdward Gorey作『The Shoppong Thursday』。黒い犬が雨降りの木曜日に黒い傘をなくしたご主人のために、傘探しに行く話です。初版は1970年でシリアルナンバー入り、これは326冊刷ったうちの185冊目、著者のサイン入りです。エドワード・ゴーリーはアメリカの大人向け絵本作家。ちょっぴり恐い、そして都会的で洗練された彼独特の世界観にファンは多いです。
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CIABF❶『The Shopping Thursday』
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