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週末、レタープレスの道具市がありました。まあ、小規模なものではあるのですが、タイプやインク、レタープレスで印刷したカードなどを販売するブースが倉庫街の会場に並びます。私がはまったのは、レタープレスやタイポグラフィーに関する古本を扱っているブース。ここで、写真の本を購入しました。まずはビジュアル。装丁もすてきなのですが、中面も、ページをめくるたびに驚きと発見があり、「これは手元に置いておいて何度でも開きたい」と強く思わせる本です。そして、もちろん、内容も盛りだくさん。グラフィックデザインにおけるタイプとイラストレーションの役割について、様々なアプローチで解説しています。これは、ゆっくり腰を据えて読みたい本です。それから、中表紙には、1964年4月15日に、RikettさんがMartinさんに贈った本だというサインが記されています。