zakka news from san francisco

プロダクトデザイナーのNさんは、どこかへ出かけるといつもおみやげを買って来てくれます。今回は、このココナッツオイルで作った石けん。ワークショップで訪れた東ティモール(東南アジア)で買ったのだそう。注目したいのはパッケージ。なんでも、印刷機や裁断機などがないため、ラベルは手でカットした紙に、スタンプ＆ハンドライティング。サランラップのような透明のシートをまいて、手で上下の端を結んでパッキングしています。この素朴さは、まさに天然。「クラフト感が受けている」といったマーケティング的な発想は全くなく、必然から生まれたデザインと言えそうです。この石けんからは、モノ作りをする上で大切なことをたくさん気づかされます、久しぶりにそんな力のある商品に出会いました。