サンノゼにある「ウィンチェスター ミステリー ハウス」へ。ここは、昔、銃販売ビジネスで成功を収めたウィンチェスター氏の未亡人、サラさんの個人的な住宅、今は観光名所。彼女は、この屋敷がウィンチェスターが販売した銃によって殺された人々の霊によって呪われており、これらの霊をなだめるにはひたすら屋敷の増築をつづけることしか方法がないと思い込み、亡くなる1922年まで、38年間、工事を続けたのだそう。このちょっと馬鹿げたストーリーと、ミステリーハウスという、アミューズメントパーク的な響きに、ついつい足が遠のいていたのですが、審美眼のある友人に、あそこには絶対に行っておくべき、と言われ、訪れてみたわけです。で、ここは、かなり面白いです。40の寝室と2つのホール、160もの個室、そして、2つの地下室。エレベーターも3つあり、そのうちのひとつはアメリカ唯一とされている水圧式。窓ガラスは1万枚、そして、くもの巣の模様が施されたティファニー製のステンドグラスまで!寄木細工の床も美しかったです。写真は、風見鳥ならぬ風見”馬”、、、いろいろな発見があるお屋敷でした。
083010
Winchester Mystery House
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